月曜日, 8月 29, 2011

昨日は涼しかったなぁ

 昨日行った南秋川の「くらかけの滝」は、矢沢林道の真下にあるのに、足を濡らさずに見ることができません。
 滝の真下で沢が直角に曲がっているために川下からでは岩壁の影になって見えず、両岸が迫ったゴルジュ(廊下)になっているため河原がなくて近づけず、林道の上からのぞき見ることもできません。
 滝を見るためには沢に入って対岸に渡り、岩壁に沿って流れ中を歩き、写真を撮るためには滝壺の中に立たなければならないのです。
 岩をはみ豪快に落ちる滝の眺めは爽快感満点ですが、沢の水は震え上がるほどに冷たくて難儀します。でも、おかげでこの夏一番の涼を味わうことができました。
 帰り道、多摩サイを走っている時に、まだ足が冷たいことに気づいてビックリ。山の力は偉大です。

日曜日, 8月 28, 2011

夏休みも終わりですね

 社会人になって、9月1日から新学期が始まる生活から離れても、なぜか8月末になると「夏休みが終わってしまうなぁ」と感慨にふけってしまいます。TVのニュースでも「今日は夏休み最後の日曜日」と言っていました。
 シフトの具合がちょうど良かったので、有休と通常休を併せて昨日から31日まで休みを取りました。今年は8月末に夏休みの終わりを迎える年になりました。
 多少疲れても休養は十分にとれるので、今日は少しムリをして北秋川と南秋川の二つの滝を見に行ってきました。北秋川は湯久保沢の「夫婦の滝」、南秋川は矢沢の「くらかけの滝」です。どちらも素晴らしい滝でしたが、最初に訪ねた夫婦の滝は良い滝でしたね。
 二本の沢が出会って、一緒に落ちてくるその豪快さ、美しさ。都道を離れて林道の急登を30分ほど登り、さらに30分ほど山道を歩いてたどり着くという深山幽谷の雰囲気も良かったです。何回も行ける所ではありませんが、また行ってみたくなる滝でした。

月曜日, 8月 15, 2011

高尾山に行きました

 昨日の日曜日は高尾山に行ってきました。
 何度か滝を見に山を歩いているうちに、学生時代に山登りをしていた頃の感覚が戻ってきて、ちゃんと山頂を目指す山行がしたくなったのです。と言っても昔のようには登れません。手近な高尾山なら何とかなりそうです。
 今回は夏にふさわしい沢沿いの6号路(通称びわ滝コース)を登ってみました。ケーブルカーを使わずに登るのは、前回が記憶にないぐらいに久しぶりです。ゆっくりと山の空気を楽しみながら登っていくと、後から来る人にどんどん抜かされます。子供にも、アベックにも、杖をついたシルバー登山の人たちにも抜かれました。なんとジョギングで登ってくる人までいます。
 昔は向こう側にいたんだな、と思いながら道の端によってやり過ごします。若い時は前だけを見て歩いていました。今日はきょろきょろと周りを眺めながら歩いています。10代と50代の人生そのものだなと、苦笑いをしてまた歩き出しました。
 山頂に着いてみると、立錐の余地もないほどの混雑にビックリしました。ミシュランの影響か海外の方もたくさんいます。はやりの山ガールファッションを身にまとった女性が、キャッキャといいながら特大のかき氷にかぶりついています。
 時代の変わりように唖然として山を下りました。

月曜日, 8月 08, 2011

暑い夏が帰ってきました

 しばらく雨続き、曇りがちな日が続いていましたが、昨日今日は晴れて暑くなりましたね。昨日もまた、滝見に走ってきました。
 養沢川を遡り、7月に行けなかった御岳沢の七代の滝へ。さすがに日曜日は人出が多いですね。水着姿で滝壺に入って記念写真を撮るカップルもいて、写真を撮るのには邪魔ですが、それはそれなりに休日の楽しい気分がこちらにも伝わって温かい目で見守ってあげようという気になります。
 写真は、その帰りに寄った、養沢鍾乳洞の近くにある牛首の滝です。こちらは訪れる人もなく、静かすぎて怖いぐらいでした。写真を撮っていて、何となく後ろが気になってしょうがないのです。
 人が集まる所も人のいない所も、それなりに良かったり悪かったり、おもしろい一日になりました。
 帰り道、やまねこ亭で休憩をしていると、「東の空が暗くなってきましたねぇ」とマスターが心配そうに空を見ています。「東」と言うことは、これから帰る方角じゃないですか。急いで飛び出すと、すぐに雷鳴轟く大雨になりました。
 その時は残念に思いましたけれど、今こうして日中の暑さのなかに身を置いてみると、また雨に打たれたいと思ってしまいます。今日はどうなるでしょうか。
 あっ、そうそう洗濯物をしまわなければ。

火曜日, 8月 02, 2011

久しぶりのサイクリング

 まだ雲は重くたれ込めているとはいえやっと雨があがった昨日の休みに、成木川の上流、高水三山の麓にある升ヶ滝を見に行ってきました。今までこの方面を走ったことがなかったので、ちょっと足を伸ばしてみたのですが、行ってみると道沿いのあちこちに東京ヒルクライムの看板が。
 サイクリストには有名なコースだったのですね。(^^ゞ
 それはさておき、高水三山は高校の山岳部時代にぼっか訓練で登った山でした。「ぼっか訓練」というのは、アルプスの縦走をする夏合宿に向けて、30kgを越える重い荷物を背負って歩く訓練です。まだ土曜休みがなかった当時、五月の連休から夏休みまでの間には日曜以外の休みがなかったので、青梅線の軍畑駅からバスを使わずに日帰りで登れる高水三山は手頃な練習コースだったのです。
 訓練は梅雨時だったので雨の中を歩く訓練にもなりました。
 登山口から滝までの道は前日までの雨で濡れているばかりか、山の空気自体もまだ一降り来そうな気配です。あの時とは道も違いますし、比べものにならないぐらいの軽装ですが、30年以上の時を逆戻りしてこの場所に立っているような気になりました。訓練の辛さも、時間と共に懐かしさに変わっていくのですね。
 本番の夏合宿に行く前の日、ザックに荷物を詰めていると祖母に「今度は石は持っていかないのかい」と言われました。喜寿を過ぎていた祖母が、冗談で言ったのか、ぼけていたのか、今となっては確かめられませんが、それも懐かしい思い出です。