日曜日, 9月 30, 2012

8mmビデオを壊しました

 子供の頃、時計やおもちゃの構造を調べると称して分解し、直せなくなったことはありませんか?
 それを久しぶりにやってみました。
 とは言っても、今の機械は複雑で、素人が簡単に手を出せるようなしろものではありません。復元しないことを前提にした、覚悟の所行です。
 なぜこんな事になったかと言うと…

 世の中デジタル時代になって久しいですが、わが家のビデオはまだアナログのHi8です。寿命になる前にデジタル化しておこうと思い立ち、キャプチャソフトとコンポジットからUSBへの変換アダプタを購入し、キャプチャを始めたとたんにビデオがお釈迦になりました。電源が全く入らなくなってしまったのです。
 運良く中古のHi8再生機を手に入れることが出来たので作業は続けられそうですが、壊れた機械の中のテープが取り出せません。今の機械はどれもオートローディングですから、 電源が入らなければ手も足も出ないのです。以前、ラジカセが壊れてテープが取り出せなくなり、好きだったStevie Nicksのカセットをラジカセと一緒に捨てたことがありましたが、この8mmテープには子供との思い出が記録されているので簡単にあきらめるわけにはいきません。

 で、こうなったというわけ。
 切ったり割ったりはせず、ひたすらはずせるネジを探して分解していったのですが、複雑に絡まり合った部品をはがしていくのに苦労しました。一体どうやって組み立てたのか、これを正しく修理のために分解するとしたらどんな手順を踏めば元に戻せるのか、全く理解も想像も出来ません。現代の物作りの技術力の高さには恐れ入るばかりです。

 テープは取り出せましたが、取り出す過程で傷ついたりして、 テープの中の映像(磁気データ)が読めなくなっている恐れもあります。
 デジタル化出来ても、コンピュータがクラッシュしたりDVDの規格が変更になったりしてデジタルデータが読めなくなったらもうどうすることも出来ません。
 そう言うものに頼っている今の生活の不安定さを、改めて再認識させられた事件でした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今晩はライダーです!私もDVDにしたいビデオは結構ありますね!さてさて どこかのお店に持って行きましょうかねぇ(^^)こういった媒体が変わっていくことは面倒ですね!(^.^)ではまた!

nobish さんのコメント...

 昨日からデジタル化作業を始めました。アナログデータのコピーは、まるまる録画時間分かかるので大変です。
 長い年月ほおって置いたので、テープが傷んで、画像にノイズが入ったり音が出なくなったり、けっこう悲しい状態です。
 そんな状態でも、久しぶりに見ると、やっぱり懐かしいですね。