月曜日, 5月 31, 2010

二人の丘

 今日は調布へ出たついでに、調布市文化会館たづくりで開催されている写真展を見てきました。
 前田真三とその息子晃の二人展。現在展示されているのは「二人の丘」と題された作品集で、6月26日からは「一片の山水」というテーマに展示替えされるそうです。8月8日まで。
 前田真三といえば北海道美瑛などの風景写真で有名です。写真集などでは見ていたのですが、写真展を見るのははじめて。やっぱり写真は大きく伸ばすときれいですね。もちろんわたしの素人写真を大伸ばしにしても比べものにはなりませんが、プロの写真でも大きさによって見え方が変わることに気がつきました。
 今回の展示では、一つのテーマに対して二人の写真を左右に並べ、真ん中に晃氏の解説とそれぞれの写真のサムネール(小さい写真)が掲示されています。小さな写真で「色分けされた花畑がきれいだな」ぐらいに思って大きな写真に目を移すと、花畑の中の小さな人影が写っているが見えたりするわけです。そうすると、写っている景色がすべてその人影に向って動いていくような感覚にとらわれて、いきいきとしたドラマチックな作品に一変するのです。
 わたしもそういう写真が撮れるようになりたい、と思いながら見てきました。
 案内はこちらから。無料です。

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