昨日の日曜日は高尾山に行ってきました。
何度か滝を見に山を歩いているうちに、学生時代に山登りをしていた頃の感覚が戻ってきて、ちゃんと山頂を目指す山行がしたくなったのです。と言っても昔のようには登れません。手近な高尾山なら何とかなりそうです。
今回は夏にふさわしい沢沿いの6号路(通称びわ滝コース)を登ってみました。ケーブルカーを使わずに登るのは、前回が記憶にないぐらいに久しぶりです。ゆっくりと山の空気を楽しみながら登っていくと、後から来る人にどんどん抜かされます。子供にも、アベックにも、杖をついたシルバー登山の人たちにも抜かれました。なんとジョギングで登ってくる人までいます。
昔は向こう側にいたんだな、と思いながら道の端によってやり過ごします。若い時は前だけを見て歩いていました。今日はきょろきょろと周りを眺めながら歩いています。10代と50代の人生そのものだなと、苦笑いをしてまた歩き出しました。
山頂に着いてみると、立錐の余地もないほどの混雑にビックリしました。ミシュランの影響か海外の方もたくさんいます。はやりの山ガールファッションを身にまとった女性が、キャッキャといいながら特大のかき氷にかぶりついています。
時代の変わりように唖然として山を下りました。
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