火曜日, 12月 20, 2011

今日は羽田へ

今日も良い天気でしたね。
 紅葉もそろそろ終わり、気がつけばもう今年も十日余りになりました。特に行く当てもない時は、自然と足は多摩サイを下って羽田に向かってしまいます。
 新しくできた国際線ターミナルを見に行って、珍しい光景に出会いました。
 たまたま立ち寄った到着ロビーで「バンザイ、バンザイ」の声が聞こえます。小旗を振る人たちに迎えられて、民族衣装を着た沢山の人が降りてきました。小旗には、青唐辛子に星のマーク。
 ?
 いえ、唐辛子ではなく台湾の形でした。「台湾民政府」という団体(国?)が、天皇誕生日の参賀と靖国神社参拝のために来日したのだそうです。
 詳しいことはわかりませんが、台湾島に昔から住んでいた人にとって、現在の中華民国政府は大陸から来た侵略者であると考え、北方領土と同じように、日本に返還して日本主権下での台湾自治を実現させたいと主張している人たちであるようです。
 韓国での従軍慰安婦問題や北朝鮮の金正日死去などが連日メディアを賑わしている今、同じように東シナ海周辺にあって微妙な状況にある台湾についても考えさせられた貴重な体験でした。

火曜日, 12月 06, 2011

東大に行ってきました

 東京大学に行ってきました。
 受験では絶対に入れない東大も、観光で行く分にはあっけないぐらい簡単に入れます。
 正門から安田講堂に続くイチョウ並木が、ちょうど良い具合に色づいてきれいでしたよ。大勢の方が見物に訪れていました。
 昨日の好天が、今日は一転して曇り空。帰り道では雨に降られてしまいました。冬の雨は冷たくて体に凍みてきます。風邪をひかないうちに、今日は早く寝ようっと。

月曜日, 11月 28, 2011

曇り空の紅葉狩り

昨日の晴れが、一転して今日は曇り空。♪All the leaves are brown and the sky is gray あぁカリフォルニアに行きたいな、の気分です。
 八王子へ行く用事があったので、多摩川・浅川・湯殿川を自転車で走って、帰り道に高幡不動で紅葉を見てきました。青空の下でキラキラと輝く様子を見られなかったのは残念ですが、紅葉も黄葉もちょうど見頃な感じでしたよ。
 写真を撮るのに、紅葉と五重塔では赤に赤でさえないので、黄色いイチョウと並べてみました。うまい具合に二本の木が並んでいるのですが、塔を真ん中にもってくるとイチョウが手前の松に隠れてうまくありません。
 まぁ、できすぎた構図より少し味があって良いかな、と負け惜しみを言いながら帰ってきました。

木曜日, 11月 17, 2011

紅葉狩りの季節になりました

 過去の履歴を見てみると、例年11月20日過ぎに紅葉狩りに走っているのですが、今年は少し早めに出かけてみました。
 御岳渓谷、玉堂美術館前の大銀杏がちょうど見頃になっています。
 道中見てきた感じでは、桜の紅葉はどこも終わり、もみじやイチョウはこれからという感じでしたが、ここのイチョウは少し早めに黄葉するようです。平日ですが、曜日に関係なさそうな年配の方々が大勢訪れて写真を撮っていました。観光バスのツアーもやってきて、なかなかの賑わいでしたよ。
 ところで、多摩サイの睦橋上流側の桜並木があるところ、これまでは河原側に林があったのですが、今日通りかかってみると、なんとあらかた伐採されてきれいになっていました。おかげで見晴らしが良くなって富士山も見えるようになったのですが、良かったのか悪かったのか。
 ちょっと寂しい感じがします。

土曜日, 11月 05, 2011

久しぶり!

 11月3日は夜勤明けだったのですが、帰り道、ちょっとムリをして目黒周辺を散歩してきました。4日は、13:30から1時間だけ公開される旧三井家拝島別邸(啓明学園北泉寮)の見学会にピンポイントで参加。なんとか文化財ウィークを無駄にしないですみました。
 見てきたいろいろについては追々本館にアップしていきます。
 ここでは道中に見たあれこれについて。
 写真は、たまたま前を通りかかった青山の岡本太郎記念館で、塀の中から顔を出していた大きな人形。ヤノベケンジ氏の「サン・チャイルド」という作品だそうです。防護服を着ている姿が今の日本の悲しい現実を表しているように見えますが、ヘルメットは脱いでいます。一日も早く、日本中が放射能の不安から解き放たれる日が来ることを願いながら写真を撮りました。
 4日は久しぶりに多摩サイを走りました。府中の焼き肉公園周辺では、ニセアカシアの林がきれいになくなっていてビックリ。関戸橋下のニセアカシアのゲートもなくなっています。拝島橋手前の多摩川遊歩道でも、林が随分と荒れていました。
 先日の台風15号の猛威に、今更のように驚かされました。

金曜日, 10月 28, 2011

文化財ウィーク

 明日から「東京都文化財ウィーク」が始まりますね。この期間だけに特別公開される文化財もあるので見逃せません。
 ここ2ヶ月近く、訳あって通勤以外にはまともに走れていないのですが、せっかくの機会なので何とかしたいところです。平日公開のため今まで行けなかった「旧三井家拝島別邸(啓明学園北泉寮)」に、今年は勤務シフトがうまくはまって行けそうなので逃したくないのですが…。
 皆さんも東京都生涯学習情報のHPをチェックして、お散歩プランを練られてはいかがでしょうか。

火曜日, 10月 04, 2011

10月になってしまいました


 しばらく走れないでいるうちに、10月になってしまいました。通勤や所用で出かける時には自転車を使っているので、全然乗っていないというわけではないのですが、楽しみにポタリングに出かけたのは8月末に秋川に行ったきりです。
 そんなこんなの間に、萩も彼岸花ももう終わりですね。
 出かけていないのでHPもBLOGも全然更新していませんけれど、何とか元気で生きてます、という安否確認です。

 ところで、ここ数日、涼しい日が続いていますね。今年は例年に比べて残暑が厳しくなく、カレンダー通りの季節感になっているように思います。単なる巡り合わせか、それとも、日本中がエネルギー消費を抑えた(あるいは使用することさえできなかった)暮らしをしたことが気象条件にも影響を与えたのでしょうか。だとしたら、電力使用制限令は解除されましたけれど、もう少し今の生活を続けよう、そんなことを思う秋の夜でした。

月曜日, 8月 29, 2011

昨日は涼しかったなぁ

 昨日行った南秋川の「くらかけの滝」は、矢沢林道の真下にあるのに、足を濡らさずに見ることができません。
 滝の真下で沢が直角に曲がっているために川下からでは岩壁の影になって見えず、両岸が迫ったゴルジュ(廊下)になっているため河原がなくて近づけず、林道の上からのぞき見ることもできません。
 滝を見るためには沢に入って対岸に渡り、岩壁に沿って流れ中を歩き、写真を撮るためには滝壺の中に立たなければならないのです。
 岩をはみ豪快に落ちる滝の眺めは爽快感満点ですが、沢の水は震え上がるほどに冷たくて難儀します。でも、おかげでこの夏一番の涼を味わうことができました。
 帰り道、多摩サイを走っている時に、まだ足が冷たいことに気づいてビックリ。山の力は偉大です。

日曜日, 8月 28, 2011

夏休みも終わりですね

 社会人になって、9月1日から新学期が始まる生活から離れても、なぜか8月末になると「夏休みが終わってしまうなぁ」と感慨にふけってしまいます。TVのニュースでも「今日は夏休み最後の日曜日」と言っていました。
 シフトの具合がちょうど良かったので、有休と通常休を併せて昨日から31日まで休みを取りました。今年は8月末に夏休みの終わりを迎える年になりました。
 多少疲れても休養は十分にとれるので、今日は少しムリをして北秋川と南秋川の二つの滝を見に行ってきました。北秋川は湯久保沢の「夫婦の滝」、南秋川は矢沢の「くらかけの滝」です。どちらも素晴らしい滝でしたが、最初に訪ねた夫婦の滝は良い滝でしたね。
 二本の沢が出会って、一緒に落ちてくるその豪快さ、美しさ。都道を離れて林道の急登を30分ほど登り、さらに30分ほど山道を歩いてたどり着くという深山幽谷の雰囲気も良かったです。何回も行ける所ではありませんが、また行ってみたくなる滝でした。

月曜日, 8月 15, 2011

高尾山に行きました

 昨日の日曜日は高尾山に行ってきました。
 何度か滝を見に山を歩いているうちに、学生時代に山登りをしていた頃の感覚が戻ってきて、ちゃんと山頂を目指す山行がしたくなったのです。と言っても昔のようには登れません。手近な高尾山なら何とかなりそうです。
 今回は夏にふさわしい沢沿いの6号路(通称びわ滝コース)を登ってみました。ケーブルカーを使わずに登るのは、前回が記憶にないぐらいに久しぶりです。ゆっくりと山の空気を楽しみながら登っていくと、後から来る人にどんどん抜かされます。子供にも、アベックにも、杖をついたシルバー登山の人たちにも抜かれました。なんとジョギングで登ってくる人までいます。
 昔は向こう側にいたんだな、と思いながら道の端によってやり過ごします。若い時は前だけを見て歩いていました。今日はきょろきょろと周りを眺めながら歩いています。10代と50代の人生そのものだなと、苦笑いをしてまた歩き出しました。
 山頂に着いてみると、立錐の余地もないほどの混雑にビックリしました。ミシュランの影響か海外の方もたくさんいます。はやりの山ガールファッションを身にまとった女性が、キャッキャといいながら特大のかき氷にかぶりついています。
 時代の変わりように唖然として山を下りました。

月曜日, 8月 08, 2011

暑い夏が帰ってきました

 しばらく雨続き、曇りがちな日が続いていましたが、昨日今日は晴れて暑くなりましたね。昨日もまた、滝見に走ってきました。
 養沢川を遡り、7月に行けなかった御岳沢の七代の滝へ。さすがに日曜日は人出が多いですね。水着姿で滝壺に入って記念写真を撮るカップルもいて、写真を撮るのには邪魔ですが、それはそれなりに休日の楽しい気分がこちらにも伝わって温かい目で見守ってあげようという気になります。
 写真は、その帰りに寄った、養沢鍾乳洞の近くにある牛首の滝です。こちらは訪れる人もなく、静かすぎて怖いぐらいでした。写真を撮っていて、何となく後ろが気になってしょうがないのです。
 人が集まる所も人のいない所も、それなりに良かったり悪かったり、おもしろい一日になりました。
 帰り道、やまねこ亭で休憩をしていると、「東の空が暗くなってきましたねぇ」とマスターが心配そうに空を見ています。「東」と言うことは、これから帰る方角じゃないですか。急いで飛び出すと、すぐに雷鳴轟く大雨になりました。
 その時は残念に思いましたけれど、今こうして日中の暑さのなかに身を置いてみると、また雨に打たれたいと思ってしまいます。今日はどうなるでしょうか。
 あっ、そうそう洗濯物をしまわなければ。

火曜日, 8月 02, 2011

久しぶりのサイクリング

 まだ雲は重くたれ込めているとはいえやっと雨があがった昨日の休みに、成木川の上流、高水三山の麓にある升ヶ滝を見に行ってきました。今までこの方面を走ったことがなかったので、ちょっと足を伸ばしてみたのですが、行ってみると道沿いのあちこちに東京ヒルクライムの看板が。
 サイクリストには有名なコースだったのですね。(^^ゞ
 それはさておき、高水三山は高校の山岳部時代にぼっか訓練で登った山でした。「ぼっか訓練」というのは、アルプスの縦走をする夏合宿に向けて、30kgを越える重い荷物を背負って歩く訓練です。まだ土曜休みがなかった当時、五月の連休から夏休みまでの間には日曜以外の休みがなかったので、青梅線の軍畑駅からバスを使わずに日帰りで登れる高水三山は手頃な練習コースだったのです。
 訓練は梅雨時だったので雨の中を歩く訓練にもなりました。
 登山口から滝までの道は前日までの雨で濡れているばかりか、山の空気自体もまだ一降り来そうな気配です。あの時とは道も違いますし、比べものにならないぐらいの軽装ですが、30年以上の時を逆戻りしてこの場所に立っているような気になりました。訓練の辛さも、時間と共に懐かしさに変わっていくのですね。
 本番の夏合宿に行く前の日、ザックに荷物を詰めていると祖母に「今度は石は持っていかないのかい」と言われました。喜寿を過ぎていた祖母が、冗談で言ったのか、ぼけていたのか、今となっては確かめられませんが、それも懐かしい思い出です。

水曜日, 7月 27, 2011

あれ、今月は全然走ってないよ

 今朝の雨にだまされて出そびれました。
 先週の休みは台風に閉じこめられたので、今日こそはと思っていたのに残念です。振り返ってみると、7月1日に養沢川へ走ったきり、もう7月も終わろうとしているではありませんか。週2~3のペースで自転車通勤をしているので、全く走っていないというわけではありませんが、もう街を走るのには飽きました。
 こういう時、「体にカビが生えちゃうよ」と言うのかなと思っていたら、我が家の玄関脇にキノコが生えました。なんという種類かはわかりませんが、ちょっとびっくり。
 雨は早々にあがって、どうやら今日はもう降らなそうな気配。明日もこんな感じでしょうか。
 連休の1日目に走って、翌日はゆっくり休む(と言うか、バテて動けない)というのが休日の行動パターンなのですが、明日はどうしようかなと思案中です。

土曜日, 7月 02, 2011

暑い夏は涼しい滝

 7月になって電力制限令がスタートしました。昨日・今日のニュースは、節電のため出勤時間をずらしたり休日のカレンダーを変更した会社の話や、家庭での節電をどうするかといった話題でもちきりでしたね。
 町にいても暑いだけなので、昨日は養沢へ滝を見に走ってきました。強い日差しをまともに受けて走るのはしんどいですが、幸い、山にはいると雲が出て日差しが遮られ、森から谷から涼気が湧いてきていい気持ちです。ちょっと雨に降られましたが、それも涼のうち。
 見てきたのは三ツ合鍾乳洞の奥にある三ツ合の滝。今回は、絹糸のカーテンを引いたような写真に挑戦してみたくて、初めて三脚を持っていきました。足場が悪くて期待したほどの傑作写真は撮れませんでしたが、まずまずの出来でしょうか。
 養沢川上流の七代の滝にも行きたかったのですが、朝寝をしたので時間切れで次回まわしになりました。
 この夏は滝通いが増えそうです。

木曜日, 6月 16, 2011

花菖蒲の季節

 今日は一日曇りの予報だったのですが、3時ぐらいからぱらぱらと降り始めました。その前にちょっと一走り。写真は生田緑地の花菖蒲です。
 今がちょうど見頃ですね。
 最近は膝の調子がいまいちで、1ヶ月前の横浜行き以来長距離を走っていません。梅雨時の湿っぽい気候のせいか、はたまた寄る年波に勝てなくなったか。
 ちょっと寂しく思う今日この頃です。

土曜日, 6月 04, 2011

あじさいの季節

 しばらく続いた冷たい雨が止んで、今日は晴れて暑くなりました。陽は強くても風は涼しくて自転車日和でしたね。この週末は良い天気になるようです。
 今日は高幡不動へ山あじさいを見に行ってきました。6月に入ったばかりで、まだまだ咲いているのはほんのわずかですが、その分人も少なくて良かったかも。
 あじさいには梅雨空が似合う、と言っても雨の日には自転車に乗れないし…。高幡不動の裏山は木々が日を遮って、雨の日のような暗さがあじさい鑑賞の気分にぴったりです。

金曜日, 5月 20, 2011

がんばろう日本

 昨日は横浜へバラを見に行ってきました。平日だというのに、港の見える丘公園のバラ園は大賑わいです。今がちょうど見頃なんですね。
 山下公園では、関東大震災のときに被災したインド人商人たちが、被災者支援のお礼に建てたというインド水塔を見てきました。そこで考えたこと。
 今世の中では「がんばろう日本」のスローガンが声高に叫ばれていますが、一方で、「どうやって頑張ればいいんだ」「もう『がんばれ』って言わないでくれ」という被災者の声も聞かれます。そこで思い出すのが、リポビタンDのCM。
 「ファイトー、イッパーツ」というあれですが、震災直後には歴代のCMの中から「ファイトー」の部分だけを抜き出してつなげただけのものが流れていました。
 「がんばろう日本」をリポビタン的に表現したのだと思うのですが、そこで「ファイトー!」と叫んでいるのは、どの場面でも「窮地に陥った相棒に手をさしのべる方」なのです。彼は綱引きの「オーエス」と同じように、大きな声を出すことによって自分自身の力を最大出力にして仲間を助けようとしているのではないでしょうか。大正製薬の担当者がそこまで意識したのかどうかはわかりませんが、わたしはあのCMから、がんばるべきは復興を支援するわれわれなの側なのだと言うメッセージを感じました。
 あれから2ヶ月以上が経ち、一過性のお祭り騒ぎで行われていた支援活動は落ち着いて、日常生活の中で地道に継続的に行われる活動が続いています。ともすれば、時間とともにその力は小さくなっていってしまうかもしれませんが、決して絶やすことなく続けていきたい。
 改めて、「がんばろう日本」の思いを新たにしました。

火曜日, 5月 10, 2011

蛇を踏みました

 多摩サイで蛇を踏みました。おとといのことです。
 草むらから急に飛び出してきた蛇は麦わら色で、1mぐらいの長さだったでしょうか。あっ!と思う間もなく、ごとんと音がして、前のタイヤにスピードバンプを踏んだような堅い感触がありました。
 踏まれた蛇が着物姿の女の人になったかどうか、確かめる間もなく、今度はコツンと何かが後ろのタイヤにぶつかって頭から土手の下に吹っ飛びました。蛇に驚いた後続のロードレーサーがブレーキ操作を誤って追突されたのでした。
 幸い、土手の草がクッションになって怪我はありませんでしたが、後ろの方は舗装路で体を打ってかなり辛そうな様子。しばらく一緒に休んでいたのですが、お互い血の出るような怪我はなく、自転車も無事だったので、お別れして先を急ぐことにしました。その後抜かれなかったということは、大事を取って引き返されたのでしょうか。ちょっと心配です。
 出発前にちらりと現場を振り返って見ましたけれど、蛇の姿はとっくに消えて路面に汚れもありません。狐につままれたような気分です。家に帰ったら、もう一度川上弘美を読んでみようか、と思いながら走り出しました。

日曜日, 5月 01, 2011

新緑の北秋川

 学生時代のGWは山岳部の新歓合宿と決まっていました。高校のときは奥秩父の金峰山や乾徳山、大学では北八ヶ岳へ。その頃の感覚が残っているのか、連休には新緑の山に行きたくなります。
 もう山はムリと思っていたのですが、2008年に檜原村の人里(へんぼり)まで走ってからは、2009年が和田峠・陣馬山、2010年梅野木峠と続いて、今年は北秋川を遡って惣角沢の雨乞の滝まで走ってきました。写真は途中に立ち寄った華水の滝(はなみずのたき)です。去年の夏に同じコースを走ったときに時間が無くて見られなかったので、今日のメインイベントになりました。
 コブシや桜を見て感じる「あぁ、冬が終わったんだなぁ」という静かな感慨とは違って、新緑に囲まれると「春が来たぞー、もうすぐ夏だ、元気で頑張るぞー」というポジティブな力を感じます。皆さんも、新緑の山を走って、元気になってきてください。
 とは言っても、やっぱり長距離の山道は疲れます。帰りはやまねこ亭で沈没。甘いケーキでエネルギーを補給して、逆風の中を四苦八苦して帰りました。

土曜日, 4月 23, 2011

多摩人 32ページ

 川崎の地域情報紙「多摩人」に、わたしの撮った写真が掲載されています。素人写真なので無報酬ですが、ちょっとうれしいです。
 ところで、ついでなので「武蔵野・多摩MTB散歩」(本館)の編集方針(というほどのものでもありませんが…)について一言。
 HPに掲載する写真は、一部の例外を除いて、1ページに256×192pixelの小さなサイズで2枚まで、と決めています。その理由は3つ。
 ・回線やPCの能力を問わず、たくさんの方に見ていただけるように
 ・人の顔や車のナンバープレートなど、プライバシーに関わるものが写っていても、識別・判読できないように
 ・一応著作権は主張したいので、流用・盗用しても使い物にならないように
 最近の、写真だけではなく動画まで満載のBLOGやHPから見れば時代遅れな感じですが、そういうわけですのでご理解ください。

日曜日, 4月 10, 2011

ホシザクラ

 先週見損ねたホシザクラを探しに行きました。南大沢三丁目付近にだけ咲くという珍しい種類だそうです。
 写真のように萼が綺麗な星形をしています。桜の萼は多かれ少なかれ星形に近い形をしているのですが、このようにパーフェクトな星形なのはこの桜だけとか。南大沢の隣、町田市の片所谷戸(かたそやと)は最大の群生地として新聞にも紹介されたことがありましたが、そちらはそっとしておくことにして、南大沢の大平公園や清水入緑地を回ってきました。
 巷ではあちこちでソメイヨシノも満開になりお花見の人がたくさん繰り出していましたね。自粛ムードもあるようですが、きれいな花を見て元気になって、そのエネルギーを日本の今後に向けるのも悪いことではないと思います。くだを巻く大人たちはともかく、子供たちが桜の周りを元気に駆け回る姿を見て、久しぶりに笑うことができました。

火曜日, 4月 05, 2011

遅ればせながら

 土曜日にあきる野市切欠にカタクリを見に行ってきました。ちょっとわかりにくい場所でしたが、かえって静かで良かったかも。誰にも見とがめられることなく、地面にはいつくばって写真を撮ることができましたから。
 日曜日は南大沢近辺だけに咲くというホシザクラを見に行ったのですが、調べが足りず、違う種類の桜の写真を撮ってきたようでがっかり。疲れが倍増しになってしまったので、月曜日は自転車をやめて電車で通勤しました。
 土曜に走ったのが55km強、日曜は45Kmぐらい。通勤は30km弱なので、家人は「勤めより遊びの方が疲れるってどういうこと!?」とあきれることしきり。そういえば今年は花粉症に縁がありません。仕事が変わって残業が無くなり、ストレスも減って体調が良くなったようです。
 今日からまた自転車通勤再開。あちこちで咲き始めた桜を楽しみながら行きます。計画停電にもガソリン不足にも影響を受けず、毎日の暑い寒いに一喜一憂し、青空を楽しみ花を愛でる生活はとても原始的ですが、それ故に「生きてる」って感じがリアルに感じられます。今までの通勤電車生活でたくさんの物をなくしてきた気がします。

水曜日, 3月 30, 2011

キングカズ

 昨日のサッカー・震災復興チャリティマッチは素晴らしかった。
 日本代表遠藤のフリーキックも見事でしたが、最後のゴールでカズがみんな持ってっちゃいましたね。ザッケローニ監督は「ゴールを決められてうれしかったのは初めてだ」とコメントしたそうですが、日本のサッカー界を引っ張ってきた44歳現役のキングカズがゴールするとは、演出じゃないかと思わせるぐらい素晴らしいイベントでした。
 震災復興についていろいろなコメントが寄せられていますが、あのカズの姿は、言葉では言い尽くせない勇気や感動を与えてくれた気がします。

月曜日, 3月 28, 2011

春を迎える喜びを、みんなと分かち合いたい

 今日、東京の桜の開花宣言が出ました。去年に比べて6日遅いけれど、まぁ、平年並みということのようです。
 震災の影響でイベントが中止になったり、お店の照明やBGMが控えめになったり、華やかなものが世の中から少なくなってきています。でも、春の花たちはそんなことにはお構いなしのマイペース。桜を前にして、コブシやハクモクレンの花がたけなわです。
 今日は小手指ヶ原の大コブシを見てきました。去年は開花宣言直前の20日に行って全然咲いていなかったので今年はどうかと思いましたが、写真の通り見事な満開です。どうやら1年おきに咲くようですね。
 写真を撮っていると、後から見に来た人に話しかけられました。上野毛の大コブシを見に行った時も、駒沢公園のコブシのところでも、同じ経験をしています。コブシの大木には、春を迎えた感動を誰かと分かち合いたい、と思わせる不思議な力が宿っているのかもしれません。

2週間が経ちました

 所用があって浜松に行ってきました。
 薄暗い東京を発って浜松に降り立つと、輝く春の陽光に目がくらみます。お店にも電気がついていますし、エスカレーターも運転しています。数は少なくなっていましたが、単一の乾電池もカップ麺も納豆も残っていました。水売り場には「震災のためお一人様2本まで」という張り紙がありましたが、誰も買い占める人はなく、たくさんのペットボトルが山積みされています。
 CMが普通にあるTVを見ていると、東京の生活は悪い夢だったのかと思われてきました。被災地の方々には申し訳ないと思いながら、一時、平安で平凡な日常に戻ってほっと一息ついてしまいます。
 帰り道、新幹線の窓から東京の街を見てびっくりしました。今日は計画停電が無いはずなのに、街は真っ暗闇の底に沈んでいます。東北の方たちの困難を思えば東京の不自由なんて苦労のうちに入らないよ、と思っていても、この差を実感すると今までの暮らしがどれほど恵まれていたことかと痛感します。そして、被災地の想像を絶する状況にさらに胸が痛みます。
 復興には時間はかかるかもしれませんが、きっとできる、そう思います。そして、この経験をもとにして復興後の生活を考えていきたい。もっと不自由だった昔に戻れとはいいませんが、無駄のない、自然な生活を思い出せる気がします。
 ガンバレ日本。元気を出そう日本。

月曜日, 3月 21, 2011

自転車通勤再開です

 あれから10日が経ちました。
 不安定な電車を避けて自転車で通勤をしています。
 あの日は夜勤だったので、未曾有の大揺れを自宅で体験しました。同僚は途中まで出勤したところで電車が止まり、出勤難民になってしまいましたが、わたしは自転車があって助かりました。片道15kmぐらい。おおよそ1時間の行程です。
 先週の半ば、自転車通勤にして初めての日勤の日、少し周りを見る余裕もできた目に飛び込んできたのは、青空の下で真っ白な花をいっぱいに咲かせた辛夷でした。もう、そんな季節になっていたんですね。
 被災地の皆さんの困難な日々を思うと胸が痛みます。北国にも、あの丘にコブシが咲く春が早く来ますように。そして皆さんが、一刻も早く復興したふるさとへ帰れますように。もともとコブシやハクモクレンは好きな木でしたが、今年は今までにも増してこの花を見られる幸せが胸にしみます。
 しばらく出られない日が続いているうちに、お彼岸も過ぎてしまいました。次の休みにはもう桜が咲き始めるかもしれません。青梅梅郷・即清寺のハクモクレンと小手指ヶ原・砂川堀の大こぶしが、今年はどんな咲き具合なのか気になります。どなたかご存じありませんか。

日曜日, 2月 27, 2011

サングラスを買いました

 多摩サイで見ていると、皆さんかっこいいサングラスをしていますよね。でも、私は目が悪いので度付きでなければできません。度付きのサングラスは作るのが面倒だし、お金がかかるし、デザインも限られるので学生時代に一回だけ雪山登山用に作ったきり。
 ところが先日、新聞の折り込みに入っていた「サイクル専用メガネ」の広告を見て飛びつきました。どこがサイクル専用なのかはわかりませんが、かっこいいです。度もついています。なんだか速く走れそうな気がします。
 ちょうど息子がメガネを買うタイミングだったので、一緒について行き、息子のメガネを買った割引でゲットしました。
 ところで、帽子の前が少しはげてかっこわるいのが気になります。これは去年の8月に秋川で大転倒した時の傷跡。サングラスよりヘルメットが先だろう!と突っ込まれそうですが、なかなかヘルメットを買う気になれません。自転車を降りて写真を撮ったり散歩するのに邪魔じゃないですか。とはいえ、安全も大事です。
 困りました。

木曜日, 2月 24, 2011

ことしも河津桜が咲きました

 多摩川の等々力緑地公園付近の河津桜が今年も咲き始めました。意識しているつもりはないのですが、振り返ってみると、去年も一昨年も2月21日にこの桜を見ていました。何かが呼ぶのでしょうか。
 今年は1日遅れの22日(昨日)の写真です。去年一昨年に比べると少し花の咲き具合が遅いような気がします。
 昨日は横浜の三溪園へ梅を見に行ってきました。
 最近ちょっと横浜づいています。MTBは武蔵野・多摩(Musashino Tma)を飛び出して、もっと遠く(Motto Tohku)へ。横浜は見所がたくさんあってしばらくネタが持ちそうです。
 昨日は多摩川の丸子橋から綱島街道を走っていきました。頑張れば2時間半ぐらいで山下公園辺りまで走れます。初めての時は、東名川崎や港北ニュータウンを通って行ったのですが、アップダウンが多くて懲りました。ちょっと遠回りですが、鶴川辺りから鶴見川を下るのも良いかもしれません。
 詳しくは後ほど。今日は失礼してもう寝ます。

火曜日, 2月 15, 2011

雪の朝

 朝起きると良い天気。空は真っ青で、気温も暖かめ。でも、地上は真っ白な雪景色でしたね。
 今日は休みの日だったので、家の前の雪かきに精を出します。お勤めの方はもう家にはいませんし、残っているお年寄りに雪かきは無理、ということでご近所さんの分もガンバリます。自分が会社勤めだった頃は、誰かがこうして雪かきをしてくれていたんだなと思いながら。最近ニュースで見聞きする雪国の雪下ろしに比べれば楽勝(?)でしょ、と自分を励まします。
 時々、どさっどさっと屋根から雪の落ちる音がします。写真のように落ちそうで落ちないのもおもしろいですね。
 今日は自転車はお休み。雪の溶ける音を聞きながらのんびりと休憩です。

月曜日, 2月 07, 2011

なぜか水仙の日は風

 今日は暖かくて良い日でした。のんびりポタに最適の日です。
 と思ったのですが、風が強くて困りましたね。強い北風をついて、柳瀬川の金山緑地公園まで水仙を見に行ってきました。
 そういえば、2年前に葛西臨海公園へ水仙を見に行った日も、風が強くて参りました。なぜか水仙を見に行く日は強い風が吹きます。
 立春も過ぎて、そろそろ水仙も終わりそうな咲き具合。代わって、隣の調整池の周りでは紅白の梅が咲き始めていました。
 もう、春はすぐそこまで来ているようです。

火曜日, 2月 01, 2011

10年、そして2000回

 今週はいろいろあってポタリングには出かけませんでした。先週の横浜行きの記事が書ききれず、鋭意作成中です。
 先ほど本館にアップした「神奈川県庁本庁舎」が、気づいたらサイト開設以来の2,000ページ目になりました。1ページ目の「東京スタジアムの内覧会に行って来ました」が2001年2月10日の記事だったので、10年で2,000件の思い出ができたということになります。同じ場所で違う記事を書いていることもありますので、2,000ヶ所に行ったわけではありませんが、調布から自転車で行ける範囲にこんなにたくさんの散歩先があるとは、当初は思ってもみませんでした。
 10年前に比べると、自転車の行動範囲は格段に広くなりました。気合いを入れた遠征でなくても、「このくらいだったら自転車で行けるな」という感覚が昔とは全然違いますし、人と話をしていても「そんなところまで自転車で行くのか」と驚かれるようになりました。
 一方で、文章を書くのが格段に遅くなりました。最初の頃は走ったその日のうちに記事をアップすることが多かったのですが、最近は、まずその日はお疲れ休み。翌日から書き始めてもなかなか筆は進みません。「花が咲きました」の記事を散ったあとにアップ、なんていうことばかりです。
 1,000ページ目が2007年2月3日の「川崎区市民健康の森(浮島町公園)」でしたから、後半になってペースが上がったわけですね。この調子なら3,000ページもすぐそこ、と言いたいところですが行き先のネタがそろそろ切れそうです。それに体力も持つかどうか。
 それでも、今回見てきた「帝蚕倉庫」がどんな風に再開発されるか、 とか気になることはいくつかあります。その辺が片付くまでもう少しがんばってみようかと思います。
 もう少しおつきあいください。

水曜日, 1月 26, 2011

横浜建築散歩

 一日遅れの更新ですが、昨日は横浜まで走ってきました。街路樹の葉が落ちて、建物を見て回るにはちょうど良い季節です。
 関内、桜木町の周辺には、キング、クイーン、ジャックの塔をはじめとして、趣のある建物が目白押し。私のデジカメは10年前のおんぼろで、7~80枚ぐらいしか撮れないので、一ヶ所に2~3枚でもすぐにメモリーが尽きてしまうのが悩みのタネです。
 写真は、大桟橋のたもとで見つけた建物です。由来も何もわかりませんが、ファサードの波模様や、煙突の「浮き輪に蝶」のようなマークがかわいらしくてパチリ。こんな風に、文化財になっていなくても、見所はたくさんありました。
 横浜市開港記念会館(ジャック)では、ボランティアガイドの方にステンドグラスの解説をしていただきました。いつもとは違って、観光気分で楽しめた一日でした。
 また、近いうちに行ってみようかと思います。

火曜日, 1月 11, 2011

浦和までひとっ走り

 今年は卯年。
 というわけで、前から気になっていた調(つき)神社まで走ってきました。ここには狛犬ならぬ狛ウサギがいるのです。神社名の「調(つき)」を「月」にかけて、月にウサギということのようです。
 成人の日の連休も終わり、境内ではお賽銭用に敷いたシートなどの片付けが行われていましたが、お詣りの人はまだまだやってきます。私のようにウサギ目当ての人で、今年は参拝客が増えたのではないでしょうか。
 初めての浦和でしたが、ちゃんと調べていかなかったのでウサギ以外は何も見ないで帰ってきてしまいました。ちょっともったいなかったな。

月曜日, 1月 10, 2011

やっとお正月

 年末年始は夜勤でした。その後も普通に勤務があって、今日から3連休になりました。
 やっとお正月という感じです。
 世の中的には松もとれ、昨日今日はあちこちでどんど焼きが行われています。かなり時差ぼけですが、まぁ、旧正月と言うことで良しとしましょうか。
 我が家の庭では早くも梅が咲き始めました。真冬の年賀状に「迎春」「新春」「初春のお慶びを…」の文字を見てもピンと来ませんが、この梅は毎年お正月に咲いて、いち早く春の訪れを知らせてくれます。今日は空も青くて良い天気。風の強いのが難点ですが、寝正月ではもったいない日和です。
 はてさて、どうしたものかな。

土曜日, 1月 01, 2011

あけましておめでとうございます

 いつも私のつたないHPとBLOGを見ていただいてありがとうございます。
 新しい年を迎え、HPは11年目、BLOGはその半分の6年目に突入します。10年の間に、自転車生活でも実生活でもいろいろなことがあったなぁ、としみじみ思い出した昨年の年の瀬でした。
 昨年最大の事件はなんと言っても転職。不景気の風が身にしみました。半年間主夫生活をして、その延長で今も少しだけ家事を手伝うようになりました。収入は激減しましたけれど、キリキリと追い詰められるような会社生活から環境が変わって、結果的には良かったのかなと思っています。
 自転車の方では、今まで避けてきた峠越えにチャレンジ。風張峠はまだですが、都民の森まで到達できたのはエポックメーキングでしたね。
 今年はその先へ。そういう意味で、出航する船の写真を選びました。新天地にたどり着くことができるのか、海上をさまようことになるのか。楽しみでもあり、不安でもある新年です。
 今年もよろしくお願いいたします。