先日三陸に行った勢いで、今日からエントリーを開始した「ツール・ド・東北2013」に申し込んでみました。
もちろん最短の60kmコース。抽選なので参加できるかどうかわかりませんが、楽しみです。
月曜日, 6月 24, 2013
日曜日, 6月 16, 2013
おみやげ
おみやげを買いました。
海女ちゃん手ぬぐいの上に載っているのは、三陸鉄道復興支援の「きっと芽が出るせんべい」。右上は60cmもある東北新幹線はやぶさ号のロングバームクーヘンです。
荷物になるのでおみやげは最後に買おうと決めていました。最終目的地久慈は朝ドラ「あまちゃん」の舞台になっているということで盛り上がっているからさぞかしたくさんのおみやげが買えるかと思ったのですが、駅の周りはひっそりとしていて期待はずれ。
観光の中心は小袖海岸など、駅から離れたところなんですね。そう言えば、調布も「ゲゲゲの女房」の舞台になりましたが、みんな駅から離れた深大寺に行きましたもんね。
ショックだったのは、三陸鉄道関係のおみやげが少なかったこと。朝に見た宮古駅の売店が充実していたので期待していただけに残念です。
久慈駅では降りる私たちと入れ替わりに大勢の団体客が乗り込み、そのために車両が2両増結されるほどでした。ホームから海が見える駅として売り出し中の堀内(ほりない)駅ではホームに観光客があふれていました。
みなさんも是非、三陸の海を見に行ってください。
ちなみに、南リアス線には「恋し浜」という恋愛成就の駅があります。こんな年になっても「恋」という言葉には胸がときめきますね。
海女ちゃん手ぬぐいの上に載っているのは、三陸鉄道復興支援の「きっと芽が出るせんべい」。右上は60cmもある東北新幹線はやぶさ号のロングバームクーヘンです。
荷物になるのでおみやげは最後に買おうと決めていました。最終目的地久慈は朝ドラ「あまちゃん」の舞台になっているということで盛り上がっているからさぞかしたくさんのおみやげが買えるかと思ったのですが、駅の周りはひっそりとしていて期待はずれ。
観光の中心は小袖海岸など、駅から離れたところなんですね。そう言えば、調布も「ゲゲゲの女房」の舞台になりましたが、みんな駅から離れた深大寺に行きましたもんね。
ショックだったのは、三陸鉄道関係のおみやげが少なかったこと。朝に見た宮古駅の売店が充実していたので期待していただけに残念です。
久慈駅では降りる私たちと入れ替わりに大勢の団体客が乗り込み、そのために車両が2両増結されるほどでした。ホームから海が見える駅として売り出し中の堀内(ほりない)駅ではホームに観光客があふれていました。
みなさんも是非、三陸の海を見に行ってください。
ちなみに、南リアス線には「恋し浜」という恋愛成就の駅があります。こんな年になっても「恋」という言葉には胸がときめきますね。
土曜日, 6月 15, 2013
三陸の海
盛岡で若冲を見て宮古に一泊しました。三陸の海を見たかったのです。
翌10日、宮古から三陸鉄道北リアス線に乗って久慈をめざします。30分ほど走った所で、不通区間手前の小本で降ろされました。地底湖のある龍泉洞という鍾乳洞に寄った後、田野畑行きの連絡バスを待つ間に海まで歩いてみました。
快晴の空を映して、海は真っ青に澄み渡っていました。東京湾以外の海を見るのは久しぶり。こんなにきれいな海を見たのも、記憶にないぐらい昔だった気がします。
その美しさに泣きたくなるぐらいですが、別の理由でも泣きたくなるのはみなさんのご想像の通りです。
この写真から少し引くと、崩れた堤防やパワーショベルが写ります。周囲では港湾の復旧工事を進める音が響いています。駅から少し山側に行った所には、仮設住宅の団地がありました。あれから2年半近くが経つというのに、まだなにも片付いてはいないのです。
ところで、砂浜に立っている奇妙な石塔はなんでしょう。昔からここにあるのか、津波が運んできたものなのかはわかりません。テトラポッドかなにか消波設備の残骸のようにも見えます。
ちょっと不思議な景色でした。
駅に戻り、仮設商店で買ったお弁当を食べました。ウニもアワビもない、普通のノリ弁でした。
翌10日、宮古から三陸鉄道北リアス線に乗って久慈をめざします。30分ほど走った所で、不通区間手前の小本で降ろされました。地底湖のある龍泉洞という鍾乳洞に寄った後、田野畑行きの連絡バスを待つ間に海まで歩いてみました。
快晴の空を映して、海は真っ青に澄み渡っていました。東京湾以外の海を見るのは久しぶり。こんなにきれいな海を見たのも、記憶にないぐらい昔だった気がします。
その美しさに泣きたくなるぐらいですが、別の理由でも泣きたくなるのはみなさんのご想像の通りです。
この写真から少し引くと、崩れた堤防やパワーショベルが写ります。周囲では港湾の復旧工事を進める音が響いています。駅から少し山側に行った所には、仮設住宅の団地がありました。あれから2年半近くが経つというのに、まだなにも片付いてはいないのです。
ところで、砂浜に立っている奇妙な石塔はなんでしょう。昔からここにあるのか、津波が運んできたものなのかはわかりません。テトラポッドかなにか消波設備の残骸のようにも見えます。
ちょっと不思議な景色でした。
駅に戻り、仮設商店で買ったお弁当を食べました。ウニもアワビもない、普通のノリ弁でした。
水曜日, 6月 12, 2013
若冲が来てくれました
盛岡に行ってきました。
東日本大震災復興支援企画として、伊藤若冲を中心にしたプライスコレクションが東北三県を巡回しています。仙台に続き、現在は盛岡の岩手県立美術館で開催中。この後は福島に回ります。
アメリカに渡ってしまいもう見られないかと思っていた作品が多数やってきました。これは行かない手はありません。東北の様子も気になっていたので、9日から一泊二日で行ってきました。
展覧会の目玉は、若冲の「鳥獣花木図屏風」。ここではお見せできませんが、 「花も木も動物もみんな生きている」という副題の通り、実在、想像、肉食、草食、大きいものも小さいものも、様々な鳥や動物が画面一杯に色鮮やかに、生き生きと描かれています。
東京に比べ、地方会場での展示は訪れる人が少なく、ゆったりとした気分で鑑賞できました。みな静かにゆっくりと見ていくのですが、最後にこの屏風の前に立つと、急に元気ににぎやかになるのです。描かれた多数の動物や鳥を見て、あれはなんだろう、これはあの動物かな、こんな描き方もあるんだね、様々な言葉が口をついて出ます。知らない人同士の間にも会話が生まれて、幸せな空気があたりに満ちあふれてくるのがわかります。
プライス氏が、この絵をこそ東北のみなさんに見て欲しかった、とおっしゃったその意図がこの場に立つと心の底から実感できました。作品の良さもさることながら、この会場の雰囲気を味わえたことが最高の収穫でしたね。
800円の美術展を3万円近い交通費をかけて見に行くなんて、昔は考えられなかったことですが、今回はなんのためらいもありませんでした。できれば、福島の会にもう一度行きたいぐらいです。
みなさんもよかったら是非、行ってみてください。
東日本大震災復興支援企画として、伊藤若冲を中心にしたプライスコレクションが東北三県を巡回しています。仙台に続き、現在は盛岡の岩手県立美術館で開催中。この後は福島に回ります。
アメリカに渡ってしまいもう見られないかと思っていた作品が多数やってきました。これは行かない手はありません。東北の様子も気になっていたので、9日から一泊二日で行ってきました。
展覧会の目玉は、若冲の「鳥獣花木図屏風」。ここではお見せできませんが、 「花も木も動物もみんな生きている」という副題の通り、実在、想像、肉食、草食、大きいものも小さいものも、様々な鳥や動物が画面一杯に色鮮やかに、生き生きと描かれています。
東京に比べ、地方会場での展示は訪れる人が少なく、ゆったりとした気分で鑑賞できました。みな静かにゆっくりと見ていくのですが、最後にこの屏風の前に立つと、急に元気ににぎやかになるのです。描かれた多数の動物や鳥を見て、あれはなんだろう、これはあの動物かな、こんな描き方もあるんだね、様々な言葉が口をついて出ます。知らない人同士の間にも会話が生まれて、幸せな空気があたりに満ちあふれてくるのがわかります。
プライス氏が、この絵をこそ東北のみなさんに見て欲しかった、とおっしゃったその意図がこの場に立つと心の底から実感できました。作品の良さもさることながら、この会場の雰囲気を味わえたことが最高の収穫でしたね。
800円の美術展を3万円近い交通費をかけて見に行くなんて、昔は考えられなかったことですが、今回はなんのためらいもありませんでした。できれば、福島の会にもう一度行きたいぐらいです。
みなさんもよかったら是非、行ってみてください。
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