月曜日, 4月 11, 2016

渾身の一枚

 …というほどの傑作ではありませんが、ガンバリました。
 というのも、デジカメの電池が切れて、これが最後の一枚だったからです。
 昔のフィルムは36枚撮りでしたね。フィルム代はもちろん、現像や焼き増しにもお金がかかったので、24枚や12枚撮りも使っていました。デジカメを買って枚数が増えたと喜びましたが、それでも今のカメラの前の機種は60~70枚しか撮れませんでした。
 それが今のカメラはメモリが16GB。画質を考えなければほぼ無限に撮れてしまいます。フィルムは無限でも電池に限りがあることを忘れていました。
 昨日はポタリングの途中で電池の残量が少なくなっていることに気がついてセーブはしていたのですが、最後の最後、勝沼ぶどう郷駅で電車に乗る直前、旧勝沼駅跡を残した甚六桜公園で事切れました。
 甚六桜公園は桜の名所ですし、勝沼駅には思い入れもあります。撮りたい写真はたくさんあるのですが、電池が切れればなんともなりません。
 切れた電池は、不思議なことに少し間を置くと復活することがあります。ただし、ズームを動かしたり液晶画面を長く映しているとその瞬間にアウトになります。どうしても電車と昔のホームと桜を入れた写真を撮りたくて、スイッチを切って電池の回復を待ちました。
 ここだ!という瞬間にスイッチを入れて、一撮入魂、シャッターを押した瞬間に電池が切れました。それで撮れたのがこの写真です。
 昔は一枚一枚にもっと魂を込めて写真を撮っていたよなぁ。大げさな言い方ですが、本当にそのことを実感した出来事でした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ライダーです。
私も50代なので36枚のフィルムの話はわかります(^<^)そうですよね!
デジカメだとダラダラと枚数を撮ってしまいますよね!そして有難味が
減った為、この1枚ってものが少なくなった気がします。(^.^)
でも、写真があっ!っと思った時にはすぐに撮れて嬉しい気持ちもありますが・・・
お話しにあった武蔵野公園行こうかと思います!ではまた

nobish さんのコメント...

こんばんは
HPの写真は1ページ2枚、BLOGでは1枚と決めています
前のカメラの時は撮った時点でこれを載せようと決まっていましたが、今はたくさん撮ってしまうので選ぶのに時間がかかってしまいます
どれも代わり映えのしない写真なのに…、と苦笑いです
多磨霊園のサトザクラもきれいですよ