昨日、パンダの赤ちゃん誕生のニュースが届きましたね。別にパンダ好きでも何でもありませんが、ちょっと、嬉しいですよね。
それで上野に行こう、と思ったわけではありませんが、雨で自転車にも乗れないので、「バベルの塔」を観に行ってきました。
先日のミュシャ展とは対照的に、混雑もなく、落ち着いて見られたのは良かったです。本作品のほかにも、マンガ家の大友克洋が塔の内部の再現に挑んだ「INSIDE BABEL」や、東京藝術大学COI拠点が制作した3DCG映像や拡大複製画なども見所ですね。
作品が思いのほか小さいので、かえって、CGや複製画の方が見やすくてイイかも。
バベルの塔以外では、無数の不思議な生きものや怪物たちが描かれた宗教画や版画に人だかりがしていましたね。絵の中にたくさんの発見があるので、「ウォーリーを探せ」みたいな状態になります。一度捕まるとなかなか前に進めず困りました。
記念撮影コーナーには通天閣(108m)、東京タワー(333m)と背比べをするバベルの塔の絵がありました。描かれている人の身長を170cmと仮定すると、塔の高さは510mと推定されるのだとか。東京スカイツリーよりは低いんですね。ということは、われわれも神の怒りを買ってしまうかもしれません。
現代人よ、驕るなかれ。そんなメッセージを改めて認識した今日の展覧会でした。
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